2013年11月15日金曜日

G空間EXPOの2日目に行ってきた

昨日からG空間EXPOが開かれていますが、今日は、日本地図学会の「進化するタブレット地図」というシンポジウムを聴講してきました。

私自身も、先日アメリカのワシントンに出張に行ったときに、10インチのタブレット端末を持って行ったのですが、観光地やレストランを探したり、そこまでのナビとして、Google Mapsが大活躍しました。
そんなこともあり、これからのタブレット地図はどのようになっていくのか、というところに興味を持って聴いてみました。

私なりに面白いなと思った点をまとめてみます。
  • タブレット用の地図アプリは数多く出てきている。
    • Google Mapsなどもあるが、特定目的(牛丼屋を探す、など)のアプリも多く存在する。
  • これからの地図は、次の方向に進化しそう。
    • 双方向性(利用者自身が地図を作る)
    • ユビキタス性(いつでもどこでもパーソナライズされた地図を作れる)
    • 利用者同士のコラボレーション(SNSとの連携も?)
  • 地図のインフラはできてきた。
    • 地図データや属性データの提供
  • システムインフラまわりが課題になりそう。地図の専門家にはシステムに詳しくない人が多いため、システム屋との協調が重要になるかも。
地図としてのインフラはできてきたが、システムインフラまわりが課題だ、という点は、先日のFOSS4Gで聴いた流れと重なるような気がします。
私のようなシステム屋は、地図アプリを支えるインフラ部分で、地図の進化のお手伝いをできるのかもしれません。

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