2014年8月27日水曜日

psqlODBCを使う上での注意点

Windowsのアプリを作るときに、PostgreSQLに接続するのにODBCを使うという例はもはやそんなに多くないのかもしれませんが、もしそういったことがあるならば、psqlODBCというドライバを使う際には注意が必要かもしれません。


psqlodbc-09_03_0100.zip をインストールした限りでは、デフォルトでコネクションプーリングが有効になっていません。このため、接続・切断を頻繁に繰り返すようなプログラムで、パフォーマンスが著しく低下する、という現象を経験しました。
(本日時点の最新版 psqlodbc-09_03_0300-1.zip でも同じでした)

コネクションプーリングを有効にする方法は次の通り(Windows 8.1)。

  1. コントロールパネルから「管理ツール」⇒「ODBC データソース(32ビット)」または「ODBC データソース(64ビット)」を選択し、ODBCデータソースアドミニストレーターを起動
  2. 「接続プール」タブを開き、リストにある「PostgreSQL ANSI(x64)」または「PostgreSQL Unicode(x64)」をダブルクリック
  3. 「このドライバーに接続をプールする」を選択して「OK」をクリック
  4. 「OK」をクリックして画面を閉じる
アプリケーションの中でコネクションを使いまわすなりきちんとプーリングしていれば、
こんな設定をしなくてもそれほど問題にはならないわけですが…。

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