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2015年10月9日金曜日

NetTopologySuiteでESRI Shapefileを読む

NetTopologySuiteは、.NETでGIS(地理情報システム)に関するプログラムを作成するのに便利なライブラリ群で、ジオメトリのモデルや、GIS関連のデータの入出力をするためのクラスを提供しています。

これを使って、C#のプログラムからESRI Shapefileを読んでみることにします。

まず、準備として、ESRI Shapefileを入手します。ここでは、「むろらんオープンデータライブラリ」の中から、「AED設置事業所」のデータを使わせていただくことにします(2015年5月15日時点のデータを使用します)。「AED設置事業所」欄の「Shape」をダウンロードし、任意の場所に展開しておきます。展開すると、aed_20150515.shpなど4つのファイルが存在します。

次に、Visual Studioのプロジェクトを作成します。ここでは、Visual Studio 2013 Express Editionを使い、C#のコンソールアプリケーションを作成することにします。.NET Frameworkのバージョンは4.5を選択します。
プロジェクトを作ったら、NuGetを使って、NetTopologySuite.IOのライブラリをインストールします(このとき、NetTopologySuiteやGeoAPIといった、依存するライブラリも同時にインストールされます)。ここでは、NetTopologySuiteのバージョンは、現時点で最新のバージョンである1.13.3.2を使用します。

あとは、次のようにメインプログラムを作成します(Shapefileの場所は適宜変更します)。このプログラムでは、AEDのある場所のXY座標と施設名称(Shapefileの2番目の属性)を、コンソールに出力します。
プログラムをビルドして実行すると、次のように出力されます。
室蘭市白鳥大橋記念館みたら: -107633.0310,-183353.6321
ナラサキスタックス(株)室蘭支店: -105597.5526,-184627.0971
市立室蘭水族館: -107633.6553,-183599.8972
函館どつく株式会社室蘭製作所: -106873.9019,-183623.7433
特別養護老人ホームみたらの杜: -108338.5202,-184190.3925
養護老人ホームあいらん: -107738.2913,-184231.3324
室蘭市文化センター: -105473.6671,-186298.2846
医療法人社団 鈴木内科: -105479.7746,-186384.1112
室蘭市入江運動公園陸上競技場: -104978.1349,-185667.5652
室蘭市立西中学校: -104728.2999,-186524.2061
(以下略)

2015年8月26日水曜日

【世界のオープンデータ】 ケニアのオープンデータサイト

ケニア政府のオープンデータサイトが最近リニューアルしたそうです。
https://opendata.go.ke/

データカタログは最近割と見かけるポータルサイトと変わりないのですが、注目したいのは"Open Budget"というページで、どの公共事業にいくら予算を使ってて、その予算の出どころがどこか(他国からの援助でやってるものが多いっぽいのですが)というのがわかるようになっています。なにより、地図を見ればどこで何をやってるのがわかるのがすばらしいです。

地図上のマーカーにマウスを載せると、ポップアップで概要が表示されます。
マーカーをクリックすると、事業の詳細や進捗状況・予算の出所などが表示されます。


日本でも、どこで何をやってて、それにいくらかけてるのかが一目でわかるサイトがあるとおもしろそうですね。


2015年8月23日日曜日

「スマートシティとオープンデータ 〜データ活用によるまちづくりのイノベーション〜」を聴いてきた

2週間ほど前の話になってしまいますが、こちらのイベントに参加してきました。

いちおうNPOが主催ですが、横浜市の市政の一貫としてやってるみたいです。

話としては、行政や鉄道会社がデータの活用をどのように考えているかという点について、結構踏み込んだ話を聴けて、たいへん興味深いものがありました(バルセロナの大学教授の話は、技術寄りすぎてついていけなかったので、「なるほどそういう考えなのね」という程度の理解しかできませんでしたが)。

ただ、終わってみるとものすごい消化不良で、その理由は、講演全体において、「ビッグデータの活用」という点に話が終始してしまい、「オープンデータ」についての議論が一切なかったからでした。データをオープンにすることでどのようなイノベーションが生まれるのか、とか、データをオープンにするにあたっての課題は何か、とか、データをオープンにした具体的な事例、とか、そういう話は一切なく、ただひたすらデータを活用することの重要性を説いていたように思えました。


横浜市ってオープンデータ界では進んでいるほうだと思っていましたが、結局この程度の理解なのかな、と思うとちょっと期待外れとなってしまいました。これからの発展に期待です。


2014年10月9日木曜日

[Open Data] 日本政府によるオープンデータカタログサイトがオープン

2014年10月1日に、データカタログサイト「DATA.GO.JP」がオープンしたようです。
各省庁が保有しているデータに対してメタデータベースを作って、一元的に検索・参照できるようにしたシステムで、このメタデータはWebAPIとしてアクセス可能になっているようです(まだ試してはいませんが)。

海外のオープンデータサイトのように、たとえばCSVならテーブルを表示するとか、KMLなら地図を表示するとか、そういうビジュアライズの機能はありませんが、まず取り掛かりとしてこのようなサイトができた意義は大きいですね。

今後の発展に期待します。

2014年9月25日木曜日

【世界のオープンデータ】 City Dashboard Amsterdam

City Dashboard Amsterdam
http://citydashboard.waag.org/

D3.jsを駆使して、市が持っているオープンデータを可視化して、見やすくわかりやすくしています。
かなり重いのが難点ですが、オープンデータの見せ方の良い例として非常に参考になるのではないかと思います。