2週間ほど前の話になってしまいますが、こちらのイベントに参加してきました。
いちおうNPOが主催ですが、横浜市の市政の一貫としてやってるみたいです。
話としては、行政や鉄道会社がデータの活用をどのように考えているかという点について、結構踏み込んだ話を聴けて、たいへん興味深いものがありました(バルセロナの大学教授の話は、技術寄りすぎてついていけなかったので、「なるほどそういう考えなのね」という程度の理解しかできませんでしたが)。
ただ、終わってみるとものすごい消化不良で、その理由は、講演全体において、「ビッグデータの活用」という点に話が終始してしまい、「オープンデータ」についての議論が一切なかったからでした。データをオープンにすることでどのようなイノベーションが生まれるのか、とか、データをオープンにするにあたっての課題は何か、とか、データをオープンにした具体的な事例、とか、そういう話は一切なく、ただひたすらデータを活用することの重要性を説いていたように思えました。
横浜市ってオープンデータ界では進んでいるほうだと思っていましたが、結局この程度の理解なのかな、と思うとちょっと期待外れとなってしまいました。これからの発展に期待です。
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