GeoGigには、geogig-pyというPythonのインターフェースも用意されており、Pythonを使ってリポジトリの操作ができます。今回はこれを使って、前回までに作ったリポジトリの中を見てみます。
事前準備
geogig-pyを使う前に、GeoGigに付属のgeogig-gatewayというプログラムを実行し、GeoGigサーバーを起動しておく必要があります。リポジトリの取得
Repositoryクラスのインスタンスを作成します。リポジトリ操作は、すべてこのインスタンスを通じて実行します。from geogigpy.repo import Repository
repo = Repository('C:\\work\\geogig')
ノードの取得
repo.treesで、リポジトリの最上位のノードのリストが拾えます。最初のノードを取得するには、repo.trees[0]を指定します。node = repo.trees[0]
フィーチャーの取得
node.featuresで、ノード内のフィーチャーのリストが取得できます。feature = node.features[0]
geom = feature.geom
attrs = feature.attributes
ログの取得
repo.log()で、データセットあるいはフィーチャーのログが取れます。logs = repo.log(path = 'parks')
logs = repo.log(path = 'parks/1')
ログから更新日時やコミットメッセージなどを取り出すには、次のようにします。
logs[0].committerdate #更新日時
logs[0].committername # 更新者
logs[0].message #コミットメッセージ
今回はここまで。
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