2016年1月13日水曜日

CartoDBを試す

昨年のFOSS4Gか何かでCartoDBの紹介があってちょっと気になっていたところに、FOSS4G Advent Calendar (二個目)にCartoDBのチュートリアル記事がありましたので、いい機会なので試してみました。

アカウントを作る


CartoDBのサイトにアクセスして、"SIGN UP"をクリックし、アカウントとメールアドレスとパスワードを登録すれば(あと職種と業種をきかれた)、簡単にアカウントを作れます。特に迷うことはないかと。
サインアップし終わったところ


データを作る


チュートリアル記事の通りやりました。データもそちらからお借りしました。詳しくはチュートリアル記事をご参照ください。手抜きですみません。


shpファイル(が入ったzip)をデータセットに追加
shpを追加したところ
ベースマップを変えてみる(赤丸のボタンで、自分の好きなものに変更できます)
地理院タイルの白地図をベースマップにしてみた
属性値をラベルとして表示
データのマージ
SQLクエリー実行
コロプレス表示

QGISで表示する


CartoDB Plugin for QGISを使うとQGIS上でも表示できます(編集もできるっぽいですが試してません)。

まず、CartoDBのプラグインをインストールします。


そうすると、Webツールバーにこんなのが出てきます。
Webツールバー上のCartoDB
まずはCartoDBに接続します。"Add Connection"をクリックし、Connection Managerで"New"をクリックします。

ここでユーザー名とAPIキーを入力します。APIキーはCartoDBのサイトで確認することができます。
ここでユーザー名とAPIキーを入力
保存してConnection Managerに戻り、"Connect"を押すと接続されます。
接続されました
"Add CartoDB Layer"のボタン(ユーザー名のすぐ右のボタン)をクリックし、テーブルを選んでOKをクリックします。
データセットを選択

これでレイヤーがQGISに追加されたはず。
CartoDBのデータセットがQGISにロードされたところ

おわりに

とにかく操作が簡単で、今回くらいの地図であれば、GISにそれほど詳しくなくてもできてしまいそうですね。
今回はごく基本的なところしか試していませんが、ギャラリーには、タイムラインを出して時系列にマップを表示したり、正方形タイル状に表示したり、いろんな表示例を見ることができ、見てて楽しいです。結構奥が深いのかも。