2015年9月12日土曜日

日本救急医療財団 全国AEDマップ

NHKニュース:『AEDの全国マップ 4県庁の9台が表示漏れ』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150909/k10010222871000.html

このニュースで知ったのですが、AED設置箇所を地図で表示するサイトができていたのですね。

『日本救急医療財団 全国AEDマップ』
https://www.qqzaidanmap.jp/


スマートフォンでも問題なく見られますし、位置情報との連動で現在地周辺のAED設置箇所がわかるようになっています。
情報の信頼性を3段階で表示してくれるのもよさそうです(が、大半が最低ランクの箇所みたいです…)

このサイトの改善を望むとすると、次の2つでしょうか。
  • 「ようこそ」の文字が大きすぎてスマートフォンで見ると地図の表示エリアが下がってしまう。
  • 背景地図は地理院地図でなくて民間の地図のほうがよかったかも。
    • たとえば近くのAEDを見つけるとき、「コンビニの隣のビル」などというように、目印となる店や施設がわかったほうが便利なのではないか。
いずれにせよ、もしもの時のために、こういうサイトの存在を知っておくのは非常に大事なことですね。

2015年9月6日日曜日

国土地理院のベクトルタイルをOpenLayers 3で表示する

もう1か月以上前になってしまいましたが、国土地理院のベクトルタイル実証実験で全国データが提供されました。
ということで、これを地図上に表示させたい、と思うのがGISやってる人間なわけです。
で、OpenLayers 3には、TileVectorというまさにドンピシャなクラスがあって、それを使うと割と簡単にベクトルタイルを扱えます。

ソースコードはこんな感じ。ここでは、道路中心線・鉄道中心線・河川中心線を表示させています。

2015年8月26日水曜日

【世界のオープンデータ】 ケニアのオープンデータサイト

ケニア政府のオープンデータサイトが最近リニューアルしたそうです。
https://opendata.go.ke/

データカタログは最近割と見かけるポータルサイトと変わりないのですが、注目したいのは"Open Budget"というページで、どの公共事業にいくら予算を使ってて、その予算の出どころがどこか(他国からの援助でやってるものが多いっぽいのですが)というのがわかるようになっています。なにより、地図を見ればどこで何をやってるのがわかるのがすばらしいです。

地図上のマーカーにマウスを載せると、ポップアップで概要が表示されます。
マーカーをクリックすると、事業の詳細や進捗状況・予算の出所などが表示されます。


日本でも、どこで何をやってて、それにいくらかけてるのかが一目でわかるサイトがあるとおもしろそうですね。


2015年8月23日日曜日

「スマートシティとオープンデータ 〜データ活用によるまちづくりのイノベーション〜」を聴いてきた

2週間ほど前の話になってしまいますが、こちらのイベントに参加してきました。

いちおうNPOが主催ですが、横浜市の市政の一貫としてやってるみたいです。

話としては、行政や鉄道会社がデータの活用をどのように考えているかという点について、結構踏み込んだ話を聴けて、たいへん興味深いものがありました(バルセロナの大学教授の話は、技術寄りすぎてついていけなかったので、「なるほどそういう考えなのね」という程度の理解しかできませんでしたが)。

ただ、終わってみるとものすごい消化不良で、その理由は、講演全体において、「ビッグデータの活用」という点に話が終始してしまい、「オープンデータ」についての議論が一切なかったからでした。データをオープンにすることでどのようなイノベーションが生まれるのか、とか、データをオープンにするにあたっての課題は何か、とか、データをオープンにした具体的な事例、とか、そういう話は一切なく、ただひたすらデータを活用することの重要性を説いていたように思えました。


横浜市ってオープンデータ界では進んでいるほうだと思っていましたが、結局この程度の理解なのかな、と思うとちょっと期待外れとなってしまいました。これからの発展に期待です。


2015年6月30日火曜日

GeoGigでGISデータのバージョン管理をする (3)pythonでリポジトリの中を見る

第1回第2回で、GeoGigを使ってデータの登録・更新を試しました。

GeoGigには、geogig-pyというPythonのインターフェースも用意されており、Pythonを使ってリポジトリの操作ができます。今回はこれを使って、前回までに作ったリポジトリの中を見てみます。

事前準備

geogig-pyを使う前に、GeoGigに付属のgeogig-gatewayというプログラムを実行し、GeoGigサーバーを起動しておく必要があります。


リポジトリの取得

Repositoryクラスのインスタンスを作成します。リポジトリ操作は、すべてこのインスタンスを通じて実行します。
from geogigpy.repo import Repository
repo = Repository('C:\\work\\geogig')

ノードの取得

repo.treesで、リポジトリの最上位のノードのリストが拾えます。最初のノードを取得するには、repo.trees[0]を指定します。
node = repo.trees[0]

フィーチャーの取得

node.featuresで、ノード内のフィーチャーのリストが取得できます。
feature = node.features[0]
geom = feature.geom
attrs = feature.attributes

ログの取得

repo.log()で、データセットあるいはフィーチャーのログが取れます。
logs = repo.log(path = 'parks')
logs = repo.log(path = 'parks/1')

ログから更新日時やコミットメッセージなどを取り出すには、次のようにします。
logs[0].committerdate  #更新日時
logs[0].committername  # 更新者
logs[0].message  #コミットメッセージ

今回はここまで。

2015年6月28日日曜日

QGIS付属のpythonにpipをインストールする

QGISには、Pythonコンソールという機能がついており、pythonのスクリプトを実行できます。
このPythonは、WindowsのStandalone Installerでインストールした場合、次の場所にインストールされます。
  • python.exe … <QGISインストールフォルダ>\bin\python.exe
  • ライブラリ類 … <QGISインストールフォルダ>\apps\Python27
QGISコンソールで標準以外のライブラリを使いたいとき、このPython環境上にeasy_installまたはpipをインストールし、ライブラリをインストールすることになります。以下はその手順です。QGISのバージョンは2.8.1(QGIS Wien)を使います。

事前準備

setuptoolsパッケージのサイトから、ez_setup.pyをダウンロードして、任意の場所に置いておきます。


環境変数の設定


まず、コマンドプロンプトを管理者権限で開き、QGIS付属のPythonをコマンドプロンプトで動かすための環境変数の設定をします。
必要なのは、PATHを通すことと、PYTHONPATHを設定することです。

set QGISPATH=C:\Program Files\QGIS Wien
set PYTHONPATH=%QGISPATH%\apps\Python27\Lib;%QGISPATH%\apps\Python27\DLLs;%QGISPATH%\apps\Python27\site-packages;%QGISPATH%\apps\qgis\python
set PATH=C:\Windows\System32;%QGISPATH%\bin;%QGISPATH%\apps\Python27\Scripts

※ここでapps\Python27\Scriptsにパスを通すのは、easy_install.exeがここにインストールされるためです。また、ez_setup.py実行中にcurl使うので、<QGISインストールフォルダ>\binにパスを通しておく必要があります。

setuptoolsのインストール

ダウンロードしたez_setup.pyを実行すれば、easy_installをインストールできます。
python C:\Users\xxxxx\Downloads\ez_setup.py

pipのインストール

easy_installでpipをインストールします。
easy_install pip
これで、pipはまたはeasy_installを使って、他のライブラリをインストールできるようになります。

2015年6月19日金曜日

WMTS配信を使って地理院タイルをQGISで表示してみる

地理院タイルのWMTSメタデータ提供実験が始まったのを受けて、これをQGISで表示させてみます。

まず、「WMS/WMTSレイヤの追加」アイコンをクリックします。

 「WM(T)Sサーバからレイヤを追加」ダイアログで、画面上部の「追加」ボタンを押下します。


「新しいWMSコネクションの作成」ダイアログで、次を入力してOKを押下します。
  • 名称は適当につけます。
  • URLは"http://gsi-cyberjapan.github.io/experimental_wmts/gsitiles_wmts.xml"を指定します。
  • 「軸方位を無視する」にチェックを入れます。


「WM(T)Sサーバからレイヤを追加」ダイアログに戻り、「接続」ボタンを押下します。


レイヤの一覧が表示されるので、表示したいレイヤを選択して(ここでは「標準地図」を選択)、「追加」ボタンを押下すると、選択されたレイヤが追加されます。

レイヤが追加されたところ。